「90年の歴史と100周年目への目標」

宮工事から始まり創業90周年という長い歴史を持つ田中組様は、マンションや公共施設の建設、歴史的な建造物に至るまで幅広く手掛けています。店舗の新装工事や学校の改修工事、神社の改築など多くの実績を持っています。田中組様では100周年を迎える2031年までに3つの柱とそれをもとに達成したい目標を掲げた「90－100PROJECT」を進めています。「SDGsはこれから形骸化していく可能性があるという認識、そして若者はその前線に立っている。だから、批判から今後の課題が生まれるため積極的に考えていかなければならない。」とSDGsについて積極的に考え、また経営理念としてお客様第一主義や地域社会性を大切にしており、気軽な相談から手厚いアフターフォローまで行い、お客様そして地域に寄り添う会社です。

訪問では築50年の建物にリノベーションを施したというきれいなオフィスで代表取締役社長の田中康太朗様からSDGsや就活について興味深いお話を伺いました。まず、建設業は家の解体、建設、解体と循環産業であるということを知りました。会社内でも若者から年齢の高い人まで、認識を一貫するために独自の計画書を作成し、対応を一緒にしていると聞き、社員全員で勤める姿勢そのものがSDGsにつながるものだと感じました。社内の事務所見学もさせていただきましたが、明るさに満ちたオフィスで世代の離れた社員の方々が働いていました。SDGs就活では、田中組様の活躍やSDGsに関する取り組み、想いを皆さんに知っていただけるように努めていきます。田中組様今後ともよろしくお願いいたします。

執筆：酒井瑞穂、中川貴偉、藤原晴菜、金井稜登
撮影：中川貴偉